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語末が [ アクセントのある 母音字 + 子音字 + e ] の
母音字 は長音 ◆
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次の表の中で、各行の左右の語の語形の違いは、語末に e があるかないかだけです。
先ず、 語末に e があるかないかで、それぞれの単語の母音の発音が大きく異なることを確認しましょう。それ自体は発音されない e ですが、不思議
な力を発揮しています。左側の発音を母音字の「短音」、右側を「長音」といいます。
次に、赤字で書かれている右側の長音を再確認してください。 a、 e、 i、 o、 u、 の読み方は、それぞれの文字の名前の読み方で
ある、 /エイ/、 /いー/、 /あイ/、 /おウ/、 /ユー/、 になっているのがわかります。母音字 y の場合は、この
字の名前 /wあイ/ の、母音
の部分 /あイ/ が y の長音です。
単語の終わりの子音字の次に e が付くと、子音字の前の母音字の発音が「長音」、すなわち、その母音字の名前 (の母音部分) の読み方と同じに
なる、これは、フォニックスのルールのなかでも基本中の基本のルールです。このルールを覚えれば、上にあげたような単語を読むときに、いちいち
発音記号に直さなくてもすみます。 plane を /plein/ にしたり、 kite を /kait/ にしたりすれば、この
記号のほうを綴りと勘違いしてしまうこともありそうです。
発音記号は大変便利なものですが、時には、綴りの記憶を混乱させることがあります。発音記号に頼らなくても、ルールを適用して正しい発音を習得する方法が
あることを覚えましょう。詳しくは
こちら
から母音別の解説へ進んでください。
ところで次のように簡単に「長音」を表示する方法があります。長音記号を使うことに慣れれば、日本語のルビと同じ感覚で、テキストの文字の上にメモ
として書き入れるときにも大変便利です。
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